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子供と「ナイフ」
以前もご紹介しましたが
プンゴセカン村にあるデサの家
*デサはラグラグのスタッフでしたが、
出産と同時に仕事は辞めて、今は二人の子供のお母さん
私とは、もう13年間も変わらず付き合ってきた、とても信頼している人です


またここは、私がバリにいない時、愛犬シロを預かってもらっているお宅
広い敷地内に親戚同士が軒を連ねて暮らしています
デサと子供シロ
↑デサとふたりの子供とシロ

入り口から奥まで細長い庭を挟んで両脇に幾つもの部屋があり
そのひとつずつが各家庭の家になります
6組の家庭が雑居しているので、
敷地に足を踏み入れば、あっちからもこっちからも
お母さん、お父さん、おじいちゃんに、おばあちゃん、子供達が現れて
なんとも賑やかなバリの家庭の風景が見られます

デサの家族は一番奥の部屋
その裏にはちょっとした渓谷があって、
その下には小さな川が流れています

デサの部屋で寛いでいると結構気持ちのいい風がそよそよと流れ
鳥のさえずりが聴こえてきます
庭の木々や葉が揺れる音が、まるでさざ波のように奏でて
このままお昼寝でも…ウトウト
…というのも束の間

すぐ子供達が集まってきて、うるさいのなんの…
子供達


でもまあ、それはそれで子供達が賑やかに遊んでいる風景も
面白いし、かわいいし、と目を細めて眺めている間はいいのですが

すぐに喧嘩が始まります

このデサの長男のプトゥと
アユちゃんの妹のマデは寄ると触ると喧嘩です
喧嘩
↑デサの長男の「プトゥ君」とアユちゃんの妹の「マデちゃん」
両者とも気が強く
何かあるとすぐに掴み合いの喧嘩が始まります

そのくせ、いつも近くに寄りたがって
遊ぶのも一緒、そして喧嘩、叩いたり、砂を掛けたり、爪で引っかいたり
そしてギャァァァ~~~~~~と一人が泣き
ふたりともが泣きと、もう~うるさいのなんのって…

と、ここまでは…子供が集まる所どこでも見られる光景ですが


びっくりしたのは
今までギャーギャー泣いていたデサの長男のプトゥ君
部屋の奥からナイフを持ってきました
…おっととと・・・

顔には「どうや、ええのん持ってるやろう。エッヘン!」と得意顔

すると天敵のマデちゃん、触発されて
「アタチも、ほち~い~~

今度はナイフの取り合いで喧嘩

私は怖くて「デ、デサ危ないじゃない!
ほら、ナイフ、ナイフ!」


デサ「大丈夫」と笑って平気な風です

私からすれば、”ナイフは凶器にもなる危ないもの”という認識がありますので、
刃を向けないか
間違って怪我しないか、
興奮して”ブスッ”といかないか、ヒヤヒヤしているのを尻目に

デサはごくごく自然に「ほら」っと
もう一人にもナイフを渡してやります
まだ喧嘩が収まりきらず興奮している子供にナイフですよ!

するとふたりは
納得したように大人しくなり
庭に下りてバナナの葉っぱや茎や木を削りはじめました
ナイフ二人
↑マデちゃんが握っているのは「カッターナイフ!」…こわいな~~

いっぱしの木彫り職人のように作業に集中しています

デサの次男のまだ1歳過ぎの子供までナイフをねだっています。
デサは「あんたもかい」という風に、
また部屋の奥から違うナイフを持ってきて渡してやります

ナイフを持つ弟
真剣な顔で、バナナの茎を削っています

バリではナイフはごくごく身近にありますお母さん達が集まって、楽しくおしゃべりしながら
毎日のお供え物をバナナの葉や、椰子の葉にナイフで切込みを入れて作ります
ナイフを使って神様への捧げものや
美しい芸術作品が創られていきます
お供え
↑バナナの葉で作られたお供え物

また豚や鶏をナイフで解体する、そしてお料理ができあがります

竹や木を削ったり、お父さん達が道具を作ります

ハサミ使った方が早くない?と思うものでも
ナイフ1本で器用に細かい手作業で色んな物を作っていきます



小さい頃から刃物を使う事を覚えれば、
どうすれば怪我をする、どう使えば上手く物が切れる
危ない事、安全な事、ナイフは”何するもの?”
自然に覚えるのですね


でもそういう光景に慣れない私は
小さな子供の手の先にある刃を見ているだけでハラハラ
奥歯に力が入って肩が懲りました

私の昼寝は…もう~いっぺんに目が覚めましたよ。ヤレヤレ

DSC_0340.jpg




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【2008/03/02 17:39】 | 未分類 | コメント(5)
<<『アジア最高の橋』…がバリに | ホーム | あとがき…「偶然」という「不思議」>>
コメント
うわっ、こんなちっちゃな子がナイフを持つ姿にドキッとしちゃいました。
日本だったら、すぐに取り上げられちゃうでしょうね。
バリではこうやって小さな頃から身に付けていくのですね。どこまでがよくて、どこまでがダメなのか。子供にどこまで任せればいいのか、いつも悩みます。って・・・私には子供はいないんですけど)笑
姪っ子たちを見てて思うんですよね~。
【2008/03/03 16:36】 URL | マチコ #UM9M1Tto[ 編集]
★マチコさん

 笑いました…一瞬マチコさん、子供いたっけ?!って。
私も結構大胆に子育てした方ですが、
刃物は自分自身が”ゾクッ”となって弱いから
見てるだけで落ち着かなくなります。
でもなんでも、不安や心配は前に進む事を阻むし、…親自身が「大丈夫!」と思わないと、
使わせませんよね。

 
【2008/03/03 19:28】 URL | ラグラグ #-[ 編集]
とんでもない話なんですが

庭で遊ぶ3羽のニワトリ、 どれが一番おいしいのでしょうか?
僕が小学生の頃、田舎のオジサンが庭に放し飼いにしている鶏を指差して「今晩どれ食べる?」
食い意地の張ってた僕は一番太ったのにしました。

ナイフもそうですが、バリでの話は子供の頃の経験を思い起こさせます。もう忘れていたのに。
【2008/03/03 20:37】 URL | よし #-[ 編集]
こんばんは。ご無沙汰しております。
ナイフ、すごいですね。日本だったらありえない。
でも、日本の子育て、
世界とは異なるなあってすごく感じます。
先日、NZに行ったのですが、
白人の赤ちゃんが飛行機の通路を
ハイハイしてるんです。
日本人の親は、すぐに「汚い」と
子供を止めますが、
ハイハイする幼児の後ろをゆっくり歩く
白人のお父さんに、お国柄の違いを感じました。
あ、かく言う私も子供がいないのでした。笑。
【2008/03/03 22:32】 URL | しゃお #-[ 編集]
★よし様

 バリにいると本当に子供の頃の忘れていた感覚が蘇り、「これこれ、こういうことが大事なんだな~」と再認識…それが好きなんですね

本からではなく、生きた勉強が何よりですね
スーパーで買うパックの物に慣れているので、目の前で裁かれた生き物、これにも弱いです


★しゃおさん

 お久し振りです。
ブログで近況拝見しています「たんぽぽちゃん」といっしょに…お元気そうで・・
バリにいると、色んなものが平気で受け入れられる事たくさんあるのですが
日本にいると周りの人達が結構潔癖症で
「これ、汚い!」「これ危ない!と…段々そういうのってエスカレートしていくのですね
私はできるだけ自然に近い方が、いいとは思うのですが・・・
どこかで病気とか怪我には、まだまだ用心してしまう軟弱なところがありますね~

【2008/03/04 17:47】 URL | ラグラグ #-[ 編集]
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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