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赤ん坊の…報復?
本当になかなか話の続きをアップしないので
間延びして、飽きられてしまっているかもしれませんが
お許しを…

さて続きですが、ちょっと長くなりますが一挙に結末まで行きます

その赤ん坊の死者は怒っている


「私のシャツをどうして捨てた?」

と言って怒っているのじゃ


サンスクリット語しか話さないお坊さん(マンクゥ)
死者からの言葉を伝えました

しかし、デワのお父さんは、
「…シャツを捨てた?なんのこっちゃ…?」

いつも手厚く供養しているはずなのに、
死んだ弟が何を怒っているのか
皆目見当が付きません…??

しかし、
お父さんからその話を聞かされたデワは腰が抜けるほど
びっくりしたのです

デワはウブドに部屋を借りていますが
バイクで40分ほどのバングリの実家にしょっちゅう帰ります

実家に帰った時は
彼もお父さんの弟を奉ってある祭壇を掃除したり、
お菓子を供えたり、ちゃんと供養をしていました

それでデワ
お父さんから聞かされた話に何を驚いたのかというと

火事になる数日前、
実家のバングリに帰ったデワ
いつものように祭壇を掃除していたら、
シャツがプラスティックの袋に入ったまま供えられていました

よく見ると
そのシャツを包んだ袋に蟻(アリ)がいっぱいたかっていたので
蟻を払いのけようとしますが
袋の中にまで蟻が入っていて
更に、その袋を持ったデワの手から
たくさんの蟻が体に向かって這い上がってきました

うわぁ~!

デワは、なんだか気持ち悪くなって
そのシャツを袋ごと捨ててしまったというのです


その事はデワ以外誰も知りません

それなのに、マンクゥから告げられた
赤ん坊の時に死んだデワのお父さんの弟の言葉は

「私は怒っている
私のシャツをどうして捨てた」


ブルブル~~~怖いですね~~

デワはいうのです
「私はね、
はじめお母さんに怒ったのです。
”お母さんがお線香に気をつけなかったからだ!”って

でもその火事は私がシャツを捨てたからだったんです。
私は本当にバカですね。どうしてシャツを捨てたんだろう…」


と、しきりに自分のバカさかげんに嘆くデワさんに
私は尋ねます

「そのシャツがお供え物だってデワは知らなかったの?」

「いや~何も考えなかったです。
蟻がほんとうにいっぱいで、手から上ってくるので何も考えず、
ポーンと放り投げて捨てたんです。
…ああ~私のせいですね」

デワの困った顔


「でも、そのお父さんの弟、怖い赤ん坊やね。
シャツを捨てただけで、家まで燃やすの!?
それは、なんぼなんでもひどい仕打ちだわ」

私も、話に入り込んで
その弟の理不尽な怒りから”家を燃やす”
そこまでするか!それは、ないよなあ~!
とプンプン!

「そうです、お父さんの弟の”ホーフク(報復)”ですね
ハハハ…」


デワは大変な出来事でも楽しそうに話します

あんたは気楽でいいわ!

死んだ弟の言葉を伝えるマンクゥは言いました

「おまえさんの弟は
”今回もお金の事は心配するな、
ちゃんと私が返すから”と言っとる」…


家を燃やしておいて
そのためのお金はちゃんと戻してやるって…
はてさて、どんな形でお金を作ってくれたのか?

学校の校長先生であるデワのお父さんは
以前から、
バングリの学校が古くなり、あちこち修理が必要になっていたので、
政府に修復するためのお金が下りるよう申請していたそうです

それが火事の起こった1ケ月後、初めて
その申請が認められて政府からお金が300ジュッタ(約400万円)
おりたというのです
それはお父さんが申請していた額をかなり上回った額だったとか…


勿論そのお金は家の修復ではなく
学校に使われるためのお金ですが
インドネシアでは、こういった学校や施設から資金の要請があっても
政府がなかなか認めてくれず、
何年も放ったらかされる例がいっぱいです


しかし今年度、学校の修復費を認められたのは
バリの中で、バングリの学校だけだったというのですから

それは校長先生の大きな手柄でもあるわけですね

紙袋いっぱいのお金をデワは街の銀行から地元の銀行へ運んだと言います
その時のお金の量の多さと重たさを両手を広げて、
”こんなくらいあったよ!”と、

その感触を
つき抜ける明るさで話してくれました

そしてデワは
「私はね、今までは
”本当に神様っているのかな~”て、考えた事もあったけど、
いまでは”神様はほんとうにいる!”と
心から信じるようになりましたよ」


私が思うに…多分
マンクゥから「捨てたシャツが原因で火事になった」と言う事を聞いた時は、
デワなりにすごく落ち込んだのだろうな~と察しられます

なぜなら、
「私はね…この話を他の誰にも話しませんでした
今初めて話したのです」…

デワはちょっと真剣な顔でそう言ったからです

結局、家の修復には
お父さんの人望もあって、
バングリの学校だけに修復費の許可が下りるように取り計らった
お父さんの功績も加わり、


村中の多くの人が燃えた校長先生の家の修復の為
お金や労力で手伝ってくれたそうなんです

デワの家リビング権部屋
↑村の人たちの手助けで、立派に修復された燃えた部屋


素晴らしい結末だけど、
そんな死者が家にいるのはなんとも怖い

お葬式まで出したのに…
毎日お菓子やシャツやオモチャまで供えて
こんなに誠意を尽くしている善良なデワの家族に、
たったシャツを捨てただけで、家を燃やすまでの”ホーフク”には、
とてもじゃないけど私は納得できないけど
彼らは更に精を尽くして供養に励んでいるのんです





いつも読んで頂いてありがとうございます!
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【2008/11/09 20:36】 | 未分類 | コメント(2)
<<質の高い「バリ・タマン・サファリ&マリンーパーク」 | ホーム | 弟さんは怒っています!>>
コメント
なんか、ラグラグさんの日記呼んで、すっとしたん初めてぐらいです。
確かに、毎日ビクビクしそうですね。
しかしデワさん最高です!!

【2008/11/11 01:05】 URL | モナコ王妃 #-[ 編集]
★モナコ妃さん

 おまたせ~~~v-421
モナコ妃さんの精神状態に配慮して
そうとうがんばって完結まで一気に運びました…ゼエゼエv-356

ちゃんと最後まで読んでくれてテリマカシ!
【2008/11/13 17:02】 URL | ラグラグ #-[ 編集]
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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