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シロの治療費より、バリの人の現状はもっと大変
デサから電話で
シロの治療費が1週間に2回お医者さんへ行って、薬と合わせて”300,000ルピア”も掛かると聞いて考えてしまいました。
*(300,000ルピアは約3,000円)

バリの人たちの生活水準からしてもべらぼうに高いのです。

前も書きましたが、1ケ月のお給料が”300,000ルピア”の人だってざらにいるのです


話はそれますが、
バリの医療費はバリの人にとってはとても高いのです

それで辛い話ですが、
新しいワヤン(ドラちゃん)が↓
dora.jpg

「昨日おじさんが亡くなったので
明日はお葬式の準備などで休みます」
というので

「おじさんは幾つ?」…私は尋ねます

「50歳くらいです」

「まだ若いのに、どうして亡くなったの?」

「自分で首を吊るして死にました」とこれもあっさり言います

私はびっくりして「えっ!自殺なの!?」

「2年前から腎臓が悪くなりました
入院もしましたし、病院にもいきましたが、治らないみたいで…
お金もいっぱいかかるので、もう死ぬのを自分で決めて…」


Wayan 2pax
       ↑古いほうのワヤン      ↑新しいほうのワヤン
       (呼ぶときは”ワヤン・マス”)  (こちらは”ワヤン・ドラちゃん”)
 
横からワヤン(古いほうのワヤン・マス)
      
「バリではよくあります
病気したら、始めはお医者さんに行きますが、
薬も治療費も高いですから、
その病気が重い場合は何年も続けて通う間に、
土地を売ったり牛を売ったり…それでもまだ足りません。
家族も一生懸命お金を探さなければなりませんし、銀行でお金も借りたり、でも利子も高いし…
ほんとうに大変です

だから病人が家族に迷惑掛けられないと思って自分で死ぬんです。
私の村でもいっぱいあります」


ガベン
   ↑バリのお葬式

とっても辛い話ですが、
まだまだバリでは多くの人たちの経済状況と医療費の格差は深刻な問題です

葬式の1人
  

そういえば、デサの子供がまだ赤ちゃんの時
重い病気にかかって2週間入院したとき、
1日の入院費が部屋だけで「300,000ルピア」…私の宿の1泊分より高いです
それから通院で、飲み薬一粒が「100,000ルピア」、それを毎日飲まなければならなくって

車を売って、それでも足らないので、銀行で多額の借金をした
と言っていました

癌に掛かった場合、1回のガン治療費が約20,000円!といわれています
そんな金額、バリの普通の人には到底無理です
だから、ろくに治療を受けられずに、亡くなる人がとても多いのが現状です

そう考えると、シロに1週間で「300,000ルピアの医療費を掛けていることに
なんだか、申し訳なさと、違和感を感じてしまいました

デサに電話で「デサ、シロを、もうお医者さんへ連れて行かなくっていいしね。
シロは長く生きてくれたので、もう自然に任せるから」
と言いました。

デサは私のシロへの想いをよく知っているので

「イツ子さん、心配しないで。
デサが”特別のミルク”を買ってあがるから…(カルシュームいっぱいのミルクなのかな?)
シロは耳も良く聞こえるし、目も見えるし、まだ頭しっかりしてますよ。
ご飯は前より食べなくなったので、痩せましたけどね。
まあ、もう年寄りだから、仕方ないですね」


「。。。。そうやね、まあいつ死んでもおかしくないよね」

「イツ子さん、泣いたらダメですよ。
もしシロが死んでも、だいじょうぶよ。
他にもいっぱい犬はいるから…
この間もデサの家に子犬が来たのよ。
欲しかったら、いつでも友達に聞いてあげるしね」


”代わりは、なんぼでもいるよ”と明るい声で慰めてくれます
バリ人らしいね…
私も、そのくらいの気持ちでいないとね

その後、バリへ行き、シロに会いに出かけました




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【2009/10/04 17:49】 | 未分類 | コメント(2)
<<シロは幸せ…やんね~~ | ホーム | ”シロ”は酔っぱらい?…そしてべらぼうに高いバリの医療費>>
コメント
とても考えさせられてしまう内容です。
日本では保険制度のおかげで
医療費は多くても3割負担ですものね。
病気になった人が自ら命を絶つのはいたたまれない。
読んでいて苦しくなりました。
シロの事はとても心配ですが、
厳しい環境で生きる彼らの前で、
自分がシロの飼い主だったら、
私もきっといつ子さんと同じ事を言うだろうなと思いました。
でも、シロを思うと心中は本当に苦しいです。
私もたんぽぽがいるので、
いつかは受け入れなければいけない死が
やってくるのですが、
受け入れ難いというのが本音です。
日本は恵まれた国、日本人は幸せというのを
つくづく感じた一文でした。
【2009/10/04 19:52】 URL | しゃお #-[ 編集]
★しゃおさん

 しゃおさん、こんにちは。バリの医療費も問題ですが
医療設備も不十分。
優秀なお医者さんも足りません。
知っている人の子供が思い病気にかかった時、
病院へお見舞いに行きましたが、
日本で考えられない処置方法で、
これでは、治るものも治らないわ・・・と気分が重くなりました。
それでも、そんな医療でも治る人は治るし、
バリアンに治してもらう人もいるし…
命のエネルギーには、人の力では計り知れない
ものがあります…バリにいるとそういうことも思います
シロがバリの犬にしては長生きできたのは、愛情をいっぱい受けていたからかも…ですね
【2009/10/04 21:47】 URL | ラグラグ #-[ 編集]
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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