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”水の神様…ヴィシュヌ”ギャニャールの海にて
ガムランの演奏と共に
正装をしたたくさんの人達が
ビーチを埋め尽くしだしました。
20070120171123.jpg

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何かの儀式が始まるようです
20070120171605.jpg


たくさんのお供え物が並べられます
なんと白いアヒルや牛の姿をきれいに、
そのまま残し
皮だけが供えられています
20070120171517.jpg
↑なんかゴミみたいだけど、
    神聖なお供え物です…ホラ、”牛の姿造り”も見えるでしょ!

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お供え物の前に座ったお坊さんの鐘(ダンテ)の音
チリリ~~~ン、チリリ~~ンに合わせ
年配の女性達が歌いながら踊っています
20070120171321.jpg


他の人達はてんでバラバラに
雑談しながら、待っています
20070120192601.jpg



踊りが済むと
供えられた祭壇の前に人々が集まり
砂の上に座ります
お坊さんの鳴らす透き通る鐘の音が
あたりに清らかに響き渡り、マントラが唱えられると
人々のざわめきは一斉に静まり返り
お祈りが始まりました
20070120171747.jpg


静寂を打ち破るような歓声とともに
海に向かって並べられたお供え物が
男達の手によって海に投げ込まれます
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次から次へと
威勢よく海へ向かって走り込んでは
投げ込まれるお供え物
20070120171824.jpg


犬も子供達も
まとわりつくように、後に続きます
20070120171842.jpg


男の人が牛の皮の尻尾を持って
それを海に投げ込むと
一斉に歓声が上がりました
20070120171938.jpg


儀式は終わりました

これは近くの村が所有する
”ヴィシュヌ…水の神様”を祀ったお寺の
創立記念を祝っての儀式だそうです

バリ島には約15.000ものプラ(寺院)があるといわれています
各寺院では、年に一度オダラン(寺の創立記念祭)が催され、
村を挙げての一大行事なので
何日も前から村中でオダランに向けての
準備に取り掛かります。

いま行われたのは30年に一度という
たいへん大きなオダランで
このための準備には1ヶ月以上を要したそうです
*年に一度のように
小さなオダランの場合は
鶏やアヒルなどのお供え物で済まされますが
このような大きな儀礼には、
牛が使われるそうです
20070120171924.jpg



バリではお供え物として鶏やアヒル、犬、豚やヤギ、
そして牛などの生き物が使われます。
20070120171439.jpg



1963年大噴火を起こし、
今世紀最悪といわれる2000人以上の犠牲者を出した
アグン山や
1917年と1926年にも
大噴火を起こし島中に大きな被害をもたらした
「バトゥール山」にも
1年に一度山の火口から
牛やヤギ、アヒルなどの
生贄を捧げるのです


私達の目には「人間の都合のいいような解釈で
動物を殺して…なんて残酷な!」
というように見えます

しかし、これは
現実しかとらえない人の目には見えない
神話や霊魂の世界を純粋に信じる人々の
思考の領域なのです

肉体から離れた動物たちの純粋な霊は
生き物と自然との間に保たれる、調和を守るため
人間からのメッセージを背負って
海へ、そして大地に戻っていきます
20070120171701.jpg


バリではお供え物としてだけではなく、
人間が生きるために殺した生き物も丁寧に取り扱います

ワヤンは言います
鶏やアヒルの喉を切るとき
心を込めてアヒルや鶏に話しかけるそうです
「ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
あなたはいいアヒルでした。
今度生まれる時は
きっといい人間になって生まれ変わるでしょう
そして悪い人間は、
次の転生では動物になります
どうか霊の世界に戻ったら、
その事を仲間に教えてあげてください」

自然界は
共生しあっているお互いの世界を
行き来している

全ての生き物は同等に
神様から祝福を受けて
生きているのですから
20070120171305.jpg


そしてこれも『バリの宇宙観』なのです

不思議に
私にはこういった考え方が
素直に入ってきます。
それはきっと、
遥か遠い昔々、私達日本人の祖先の
「基底思想」のなかに
同じものが流れていたのに違いありません
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【2007/01/20 17:48】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)
<<神の手を持つ”ジェロ・マンクゥ” | ホーム | ギャニャールの海へ行こう!>>
コメント
いつ子さんのブログを見て、思い出した事があります。
大学を卒業してすぐ就職した時の職員旅行(私、以前は教員でした、)で、小海老の踊り食いが供されて、怖がって食べない私に理科の先生が「スーパーで売っている生ものを食べられて、これが食べられないのはおかしい。命に感謝して食べなさい。」と言いました。
その言葉がとても尤もだと思い、心に沁みて命を捧げてくれる事に感謝してぴちぴち跳ねている海老を食べました。
10数年前の事ですが、今でも忘れられません。
バリの宇宙観、共感出来ますね。
【2007/01/20 21:24】 URL | しゃお #-[ 編集]
☆しゃおさん

 素敵なコメントありがとうございました!
バリにいると葉っぱ一枚にも、
「命がある」ということを教えられます。
スーパーのパックに入ったものに
「命があった」こと…
私達鈍くなっていますよね。
【2007/01/20 22:06】 URL | ラグラグからしゃおさんへ #-[ 編集]
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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