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「再生」への旅立ち
前回、「友達の死」の知らせを受け

重いテーマだったと,思いながら…
あえてその事を載せさせてもらいました。
心に閉じ込めたまま、先に進めませんでした

それでもコメント頂いたり、
直接メッセージもらったりで、
温かい励ましを頂きました。

ありがとうございました。
それに気遣わせてしまってごめんなさい。


コメントやメッセージや電話を頂いて、

「死」ということは
決して重いだけではないということを知りました

それぞれの人の中に
「自分の死」をも含め、
「大切な人との死や別れ」に対して
向き合っていく心の準備や、
哲学を持っておられます

またそれを迎えた人のために、
ちゃんと温かい手や心を差し伸べ、
言葉や考えを伝えるすべをも知っておられることにも
深く考えさせられました


「生」と「死」は生きるものには切っても切り離せられない
大切なテーマです。

「死」から「生きる」を学びます
「生」から「死」を意識します

バリの人は言います
「悲しみ過ぎると
亡くなった人の霊は神様の側の、
いい場所にいけなくなるから、
もう悲しまないであげなさい」

「人には自分では決められない
寿命がありますから、
しかたありません」
と非常にあっさり死を認めます

…しかしどこの世界でも同じです
悲しみから立ち直れない人達だってあります

まだ若い子供を突然亡くした親や兄弟は
死を受け入れられなくって、
霊媒師のもとを訪れ、死者と最後の会話をする人達もあります…

『魂』が迷わないよう見送ってあげる
だからバリの葬儀は
明るく賑やかな葬式になることを歓迎するので、
できるだけ盛大に行います

盛大に行うといっても、
普通の生活レベルの人達にとっては
すぐに盛大なお葬式はできません

葬儀費用を作るのに最低でも、2,3年はかかります。

だから一旦土葬され、
葬式ができるまで土のなかで眠って待ってもらいます。
そして葬式ができる時がきたら
遺体を掘り起こし火葬します
たいていは自分の村で何人かすでに亡くなった人達と同じように
ある程度の人数になるまで待つなどして
合同で火葬式を行う事が多いのです
20070207194531.jpg


時には50人まとめて
5年に一度の村をあげての大合同火葬式を行う事もあります

そういう意味でも、
亡くなってから、2年も3年も経っているものですから、
悲しみも薄れ、
家族も村人も笑顔でベチャベチャ、喋りながら
またガムランの音楽も聞こえてくる賑やかな
お祭りのようなお葬式になります

勿論観光客だって自由に参加できます。
たくさんの人が溢れかえって、
物売りまでもが現れ
飲み物やサテ、フイルムや使いすてカメラやサルン(腰巻)など
観光客相手に商売する人もいます。

20070206221557.jpg


土から掘り起こされた遺体は、
豪華絢爛に飾られた張りぼての牡牛の棺に収められ火葬されます
…下と中(クサトリア階級とウェシア階級)の階級は黒い牡牛の棺
一番上の階級(ブラフマナ階級)には白い布をかぶせたりして
白い牡牛の棺…を使います
20070206221613.jpg



めらめらと立ち上がる
赤い炎に焼き尽くされて残った骨は
海や川に流され、自然に還っていくのです

土、太陽、風、火、水を経て
魂は天空界へ還ることができるのです

バリでは「死」は次の「転生」のための
新たなる始まりになります
だから盛大に明るく賑やかに見送ることが大切なのだと言います
20070206221626.jpg
↑”櫓…やぐら”の建っている数だけ遺体が並び火葬されるのを待っています


「死」は誰だって悲しいに決まっている
でも
肉体との別れはあっても、
魂とはまた会えると信じる思想は
「死」の悲しみや、恐れを
少しでも和らげ、納得させてくれます

新しい旅立ちのための
出発式なのだから



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【2007/02/06 22:28】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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