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【コマン】との出会いで、私は母になる…
前回【シンガラジャ】や【ロビナ】の見所を色々紹介しました

バンジャールテガ村の中腹にある仏教寺院(プラフマアルマヴィハラ)小さなお寺ですがきれいに整えられた庭、
そこから見下ろすように眺める【ロビナの海岸】は素晴らしい
そして、とても静かで私の好きな場所でもあります

budda.jpg
↑仏教寺院(Brahma Arma Vihara)の本堂にある仏像

思い起こせば
私にとって【ロビナ・ビーチ】には特別な思い入れがあったのですね

イルカ


ロビナはイルカの群れを毎朝見られることで有名な海岸ですが
空港から遠いため観光客は少なく


人々の生活は貧しく苦しいのです
ビーチには小さな子供たちが
貝殻で作ったネックレスなどを持ってわんさかやってきました

子供


普通なら学校へ行っている時間にも毎日やってきては
私たちの姿を見つけては必死で売り込みをするので

「学校は?」と聞くと


生活のためにお金を稼がなくては学校どころではないのだ
家には小さな妹や弟もいるし、
と話しながらも

人懐っこく、私たちの横に一緒に座り
ビーチの砂浜に指で字を書いたり、絵を描いたり、
「日本語教えて!」
「日本語勉強してガイドになるんだ。
そしてお父さんやお母さんを助けてあげたいんだ」


学校へ行けないけど、”学びたい!”という意欲がひしひしと伝わってきました

IMG_0101.jpg


そんな【ロビナ】の環境に強く心が揺さぶられ、
それが【コマン】との出会いにも繋がっていったような気がします


【コマン】の両親は、まだコマンが3歳だった頃に離婚しています

両親とも、また違う相手と再婚して
それぞれに子供もでき、貧しさもあるのでしょうが

【コマン】の面倒までは見られないということで
母方の祖父母がコマンを引き取る事になりました

祖父母はなかなかの人格者で、
貧しくとも【コマン】は礼儀正しく賢く育てられたと思います

貧しい国にはありがちな環境ですが、
やはり両親の離婚や、親から見放された小さな子供心は、
周りへの気遣いが繊細なんですね

【コマン】にしても
年老いて収入の少ない祖父母からお金を貰う事が出来ず、
学校と家の往復だけで、外へ遊びに出かけるようなことはなかったそうです

少ししか食事も取らず、始めてであった時、
”How do you do"
きれいな英語で挨拶し、
手を差し伸べてきた彼女の手が驚くほど細かった事が今も蘇ります


Komang1.jpg
バリ人というより、インド系のエキゾチックな、
見惚れるような美しい少女で、髪は真っ黒でお尻の下まで長く伸びていて、
透きとおる鈴のようなきれいな声で、微笑みながら話すコマンに

私は天使に出会ったような幸せな気分を味わいました


彼女の祖父母や叔父さんにも頼まれ、
成り行きで彼女の面倒見ることになりました

高校卒業を待って、ロビナへ迎えに行き、ウブドへ連れてきたのです

自分の家と学校の往復以外はどこにも出かけたことのない彼女が
ロビナからウブドまで車で3時間半の間
車酔いをするので何度も車を停めて辿り着いたウブドでした。

慣れるまで暫く私の宿で一緒に暮らしたコマンですが
見知らぬ土地や見知らぬ人たち、そして仕事に対する不安で

「おなかが痛い。。。」と訴えるコマンのおなかをさすってあげると
「お母さんみたいです」と泣き出したのを思い出します


彼女にとって小さい頃に離れた母親。
”恋しい恋しい”と思いながらも傍にいけなかった母親への思慕、
それは、そのまま私に向けられていると感じたのでした

その時私は、
”本当に、この子の人生に責任がもてるのだろうか”といわれぬ不安と
”きっと守ってやろう”

という強い愛情がわいたのですが…

それからもう14年

結婚式コマン
↑コマンの結婚式

ラグラグで働いて、結婚して子供をもうけ…彼女の人生は、どうなんだろう。。。

漁村





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【2010/10/11 13:52】 | 未分類 | コメント(6)
<<コマンのダンナ「プトゥさん」の事情 | ホーム | バリ北部【ロビナ・ビーチ】で出会った【コマン】>>
コメント
コマンちゃんの旦那さんのコトが
すごく気になります・・・
他人事ながら
彼女には幸せになってほしいなぁ・・・
なんか切なくなりますね・・・
【2010/10/11 22:07】 URL | KYOKO #-[ 編集]
いつこさん、こんばんは★
昨日の朝、無事に日本に帰ってきました!
今回もワヤンさんとデワさんと一緒に過ごし(半日だけだけど)、
とっても楽しかったです♪
やっぱりバリやラグラグのみんなが大好き^^

いつこさんとコマンちゃんの出会いは、そんなに前からだったのですね。
一昨年ラグラグのオフィスで、コマンちゃんが旦那さんの事・学校の事など
かわいい声で話してくれたのを思い出します。
また会いたいなぁ。
【2010/10/11 22:17】 URL | マチコ #UM9M1Tto[ 編集]
今晩は!

コマンさんはロビナの出身でしたか~、知らなかったです。
逸子さんにとって特別な思いのあるスタッフだったのですね・・・。

出稼ぎから長く帰らない、生まれた娘の顔をまだ見ない夫・・・
旅行者の私には見えていない、Baliの持つ拝金主義故のもうひとつの顔なのでしょうか?
少し考えてしまいました。

きっとBaliをBaliの人を全然見えていないのでしょうね・・・。
【2010/10/11 22:18】 URL | Naoko #SJMMuUIM[ 編集]
★KYOKOさん

 温かいコマンへのコメントありがとうごじます。

コマンのダンナ…のこと次回書きますね。

「幸の薄い」…なんて人に使うのはおこがましいですが、なんかコマンにはその影が付きまとっているようで、いつも気がかりです。



★マチコさん

 おかえりなさ~~いi-185
お疲れ様でした・・・
「やっぱりバリやラグラグのみんなが大好き」

バリから戻られてその一言、めちゃ嬉しいです!

マチコさんはコマンからも少し話し聞かされているのですね。
コマンは大学に行くようになって、
思考レベルが高くなったようで、自分の存在にも深く考えているようです。
だから悩みも深くなるみたいです。

会いたいですよね~~



★Naokoさん

 私にとって、ラグラグのみんなはそれぞれの深い思いがあるのですが、
コマンは遠い田舎の「ロビナ」から都会のウブドへ連れて来たという責任も重いですね。

まあ、コマンだけではなくラグラグのみんなに足しても責任がありますが…

いろんな意味で
私とバリは、個々の人との繋がりから始まっていると思います

たまに「普通の旅人」になりたいと思うことも…へへへv-8








 
【2010/10/12 16:23】 URL | ラグラグ #-[ 編集]
また、今回の内容に、圧倒されてしまいました。
逸子さんの決断の重さと潔さと・・・
たとえが悪いかも知れないので
許してくださいね
犬もしくは猫一匹を育てるのにも
ひとつの命を引き受ける決断でさえ、
勇気がいるのに・・・と思ってしまいました。
ただただ、
ほとんど尊敬してしまいます。
逸子さん すごいです。
【2010/10/13 22:58】 URL | kira kira #-[ 編集]
★kira kiraさん

 励ましていただいて、とても嬉しいです。
kira kiraさんがおっしょるように、
猫でも犬でも「引き受ける」という責任の重さ、
その通りですね。

始めて彼女と会ったときは、もっと安易に「いいですよ」という始まりだったと思います。

その調子で、猫も犬も引き受けるときもあります。その後、愛情をかけることで自分自身も癒され、喜びにもなりますね。

しかし、人間は…やはり重いですね。。。。
【2010/10/14 10:07】 URL | ラグラグ #-[ 編集]
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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