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『アユちゃん』と絵
アユちゃんのお父さんは,絵描さんです
アユちゃんの家の敷地には、
デサの家族も含めて8家族の親戚が同居しています。

そのどの家族の中にも、絵描さんがいます
村の道路から小さな門をくぐると
それぞれの家族の家々が中庭の道に沿って立ち並んでいます
20070304170335.jpg


どの家からも
絵を描くお父さんやお兄さんの姿を見ることができ、
家々の中庭を歩くと
素朴なギャラリーの集合体のようです
20070304170317.jpg



『アユちゃん』も素晴らしい絵を描きます。
学校で一番の賞を貰いました。
地域のコンテストでも賞を貰っています

20070304173750.jpg

どうです…7歳にして、
この生き生きとした魚達
20070304174245.jpg



     ↓下がお父さんの魚の絵です
20070304170414.jpg



この家はプンゴセカンという村にあります
絵のスタイルも「プンゴセカン・スタイル」と呼ばれる
花鳥風月など日常生活を淡い色彩で描かれたものが主流です


*『プンゴセカン・スタイル』
…従来のバリ人の世界観とは異って、
空間と時間を画面に閉じ込めたような感性は、
ヒンドゥ的よりも
仏教的な観念が漂っているといわれています


『アユちゃん』の家は、いつもたくさんの子供達が
遊んでいます
赤ちゃんから、ヨチヨチ歩きの子、
まだ学校に行っていない子供から、
小学生や中学生など…

特に夕方は皆集まって、ワイワイワイワイ…遊んでいます

そんな時でも私が帰ろうとすると、

おばあさんである、デサのお母さんが
”ほれっ…”と目でアユちゃんを促すと、
遊びをとめて、私の手を小さな手でしっかり握ってきて、
門の外まで見送ってくれます。
20070304174639.jpg


『アユちゃん』と私が仲良しですから

デサや『アユちゃん』の家族が、
「一緒に日本へ行っておいで」みたいな事を言うので
「アユ、日本へ行きたい?」と尋ねたら
しばらく考えて
「…う~~ん…高校卒業したらね」
「今はどうして行けないの?」と尋ねたら
「アユはまだ小さいし…
おおきくなるまで、しなければならないこと
まだいっぱいあるもん」

その頃はまだ4歳だったのに、
えらい現実的な答えだな~とちょっとびっくりしました

”まだちいさいから、自分で何もできない
これから学校へ行き、勉強して
生きるためのことを学び、
自分で何がしたいか、何を選びたいかを見つける力がついたらね”って

いうようなことを、
彼女は知っているのでは…


たくさんの大人
たくさんの子供
たくさんの動物と共に暮らしています

木や花から溢れるかぐわしい香り
土は土の匂いを放ち
エアコンではない風が木の葉の間からそよぎます


生き物の声で目覚める「朝」を知っています
月明かりや瞬く星が闇夜を照らす「夜」を知っています
色んな生き物の気配や音がひそんでいる自然を知っています


ちいさくったって、水を運んだり、
お供え物を作る手伝いだってします

可愛がっていたヤギが
目の前で儀式のために殺されて、お供え物にされるのを見ています
庭を走り回っていた鶏がさばかれて、料理され
お腹がいっぱいになった事も知っています


すぐ側で触れることのできる芸能や芸術が息づいています

オギャーと生まれたときから、
そんな一日一日を学びながら
大人になっていく子供達は
自然と約束事を身に付けていきます

葉っぱの一枚一枚、花びらのふくよかな色合いを
ていねいに描く、お父さんの横で
絵の世界と現実の世界を行ったり来たりしながら
大人になっていきます
20070304170218.jpg




アユちゃんはまだ7歳だけど、
ちゃんと周りの空気を読む事ができます

すっかりお姉ちゃんになって
もうちょっとした大人の女性のような美しささえ漂わせています。
20070304170252.jpg


私からすれば、
孫ほどの幼い『アユちゃん』ですが
私達の間には時々友達のような空気が流れます


いつも読んで頂いてありがとうございます!
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【2007/03/04 17:56】 | 未分類 | トラックバック(1) | コメント(6)
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コメント
アユちゃんの才能凄いですね。
環境が作った部分とアユちゃんの天性の才能がしっかり彼女の中にありますね。
日々の生活の中で積み重ねられる経験、学習が人を作る環境にいるアユちゃんがうらやましいな。
物が溢れてる日本でも手に入れられないものがバリには息づいてる。
彼女の成長が楽しみです。
これからも「アユちゃん日記」なるものを御願いしたいです。
【2007/03/05 09:36】 URL | benidori #-[ 編集]
自然を知るってそういうことですよね。
目の前で、裁かれて食べたことがある人が
日本にどれくらいいるんでしょうね。

僕も間接的にしか見たことだないしなぁ~

ラグラグさんはありますか?
【2007/03/05 12:31】 URL | ヨシオ #-[ 編集]
☆Benidoriさん

 コメントありがとう!

ホント、アユちゃんの才能楽しみですよね。

バリ人のアート感覚ってどこからくるのか分からないけど、やはり自然がきれいな所で育つと
豊かな色彩感覚とか養われるのかな~
昔ロビナで見た朝焼けの色、思い出しました…Benidoriさん、覚えてるよね
【2007/03/05 17:57】 URL | Benidoriさんへ #-[ 編集]
☆ヨシオさん

 コメントありがとうございました。
ものが溢れたり、便利になると
何でも当たり前にそこにあるから
これは何?これはどこから?…見えないですよね。

私も現実日本にいると見えない、知らない、いっぱいあります。
ただまだ私達は昭和の
物がない時代知っているので、
イメージできますが…
でも食べ物はグロテスクなものダメなんです!
勿論目の前で裁かれたもの口にできない~~
やわな現代人です
【2007/03/05 18:06】 URL | ヨシオさんへ #-[ 編集]
自然と約束事を身につけていける環境・・。
地球上にどれだけ残っているんでしょうか。
この環境こそ世界遺産だなーと思います
【2007/03/06 11:30】 URL | kae #-[ 編集]
kaeさん

 コメントありがとうございます♪
自然と約束事を身につける環境って、
本当は日本にもいっぱい残っているのでしょうが、日本では規制の約束事が多いですよね
例えば「犬のウンチは持って帰りましょう」
「ごみの分類はああだ、こうだ…」

あのウブドの自由奔放な犬たち、
アヒルがグループで車道を散歩

生の自然が生きてますよね。
【2007/03/07 18:47】 URL | kaeさんへ #-[ 編集]
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アユアユ産卵期のメス生物の分類|分類界:動物|動物界 Animalia門:脊索動物|脊索動物門 Chordata亜門:脊椎動物|脊椎動物亜門 Vertebrata綱:魚類|魚上綱 Pisciformes綱:硬骨魚綱 Osteichthyes目:キュウリウオ目 Osmeriformes上科:キュウリウ ギョギョギョでうぉっと驚き【2007/09/08 09:04】
バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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