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ワヤンが話してくれました
ワヤンが話してくれました。
「カジャン・クリウォン」というお化けのお祭りの日のこと。
1ケ月に2回その儀式が行われるそうです。
バリではお化けのことを”レアック”と言います。
儀式には”レアック”に対するお供えものが、
臭いもの…例えば、
ジンジャーとか、バワン(生肉を刻んだもの)を供えます。
花やお米、果物とかを供えると、
後で腰が痛くなるのでお供え物には使いません。
また「カジャン・クリウォン」の日は果物や野菜、
お米など採ることはできません。
木を切るとかもしてはいけません。

ワヤンの話によると、
その「カジャン・クリウォン」の1週間前のことです。
村でマジックの上手なお坊さんが、
夜散歩していました。
マジックの出来る人はよく夜散歩するとか。
その意味は、同じようにマジックを使う強い相手を探して勝負を挑む、
または挑まれて出かけるからなのだそうです。

朝の9時に村の男が水浴びをするため川に入ったら、
そのお坊さんが川で「ダウン・カユスギ」という葉っぱを前に張って、
スッポンポンの状態で水浴びをしていましたので、
「お坊さん、どうしてこんな時間までいるのですか?」
と不審に思って声をかけたんだそうです。
なんと振り向いた顔は、
口から牙が耳の横まで伸びた「ランダ」の顔だった!
「ひぇ~~~~!」と驚いた男もまたスッポンポンのままで、
転げるように走って村まで逃げ帰った。
その話は瞬く間に村中に広がり、くわばらくばら!
要するにそのお坊さんは夜中にさまよい歩くうちに
”レアック”によってマジックをかけられたという事なのである。
20061217001652.jpg

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DSCF0031.jpg



「それにね、
私の奥さんの妹ですが、イツ子さん、知ってるでしょ?
私のワルンへ来た時お店手伝っていた子ですよ」
(ああ~あの子ね。まだ確か19歳位って言ってたかな。
ワヤンの奥さんを更に眠そうにした顔が思い起こされました)


「その妹がね、この間マジックかけられて、
大変だったんですよ。
突然暴れだして、
着ている服を脱ぎながら奇声あげて走り回るんですよ。
近所の人と、私の弟と一緒に妹を押さえつけたけど、
それがまたすごい力でねぇ~私達を跳ね除け、
また服を脱ごうとするんですよ。
もうそれで、暴れまわりながら、
大きな声で怒鳴るんで、本当に私はびっくりしましたよ」

「へぇー、それ本当なの?あの子が?」

「そうなんですよ。
あの子普段はあんな小さな声しか出さないおとなしい子でしょ。
それが、
そんなこと言うのかと思うような汚い言葉で怒鳴るんですよ」
ワヤンはその時の情景を思い出して、
「はぁ~もう~可哀相で」と首を振りました。

…なんかエクソシストみたいだけど…

その妹を何とか大勢で取り押さえ、
お坊さんの所へ連れて行ったら、
お坊さんが
「う~ん、これはかなり強いマジックだから
私のところで2,3日泊めなさい」
て言われてお払いの儀式を施してもらって無事生還した、って話。

ワヤンは言います。
「ほんとうはね、マジックかけた相手も分かっているんです。
その人は近所に住む妹の同級生で、妹の事を妬んで、
裸で村中を走り回るようなマジックをかけさせたんです。
その手のマジックはよくあるんです。女の子にかけるんですよ。
そしたら、後で自分が裸で走り回ったってこと知ったら、
もう恥ずかしくて、
表に出られなくなるでしょ」
と言うのです。


私は以前にもワヤンから、
「妹がマジックかけられて、
動けないので、今からお坊さんの所に連れて行きます。
それで…仕事休みます」って事を聞いたことがあるので、
「ワヤン、前もその子マジックかけられたって話してなかった?」
と言うと、
「あっ!イツ子さん、覚えてました。
そうなんです。これで3回目ですよ」


そういわれてみて、彼女の顔を思い起こしてみると
優しく、いい子そうだけれど、
眠そうな顔で、微笑んでくれるけど、なんか力がなく、
おびえたような顔つき。


もうちょっと”シャッキ”としないと、
あれではマジックも入りやすいと思うなぁ。

ブラック・マジックは弱った人の心や、
ネガティブな考えをしていると、
狙われ、かかりやすいそうですよ。


こういう類の話になると、
私のお兄さんもね。私の友達が…
おじいさんが…と延々と続くのです。

特にワヤンはこの手の話が好きというか、
彼の家族が頻繁に被害にあうものだから、
マジックを解いてもらうお坊さん(バリではマンクという)の常連客で、
しかも渡り歩いているようです。
ギャニャールで何でも当てるマンクがいるので、
今度一緒に行こうとか、
プンゴセカンのマンクは失せものを探すのが上手だの、
ペジェンのマンクはまだ若いけどすごいんだよ、って。

実際私はマジックにかかった人を見たことがありませんし、
勿論私もかかったことはありません。
が、バリに住んでいる日本人の人から、
マジックにかかった体験談を聞きますし、
バリの中ではごく日常茶飯事の出来事のようなのです。

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【2006/12/03 23:35】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(1)
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コメント
いっちゃん!
写真UPされてるやん!!やったあ~!

バリの素朴な話や写真、、、これからも楽しみ!!
【2006/12/04 01:29】 URL | バンバン #-[ 編集]
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バリの空に星は満ちて


神々の島「バリ島」に魅せられて! 神様の事、レアック(おばけ)の事、バリには不思議がいっぱい! 温かい大自然と調和するバリの人達の自然な生き方。 輝く笑顔がある

プロフィール

ラグラグ★いつ子

Author:ラグラグ★いつ子

初めての海外旅行が衝撃の”インド”
地の底を見たような、カルチャーショックを受けつつインドに惹かれて通いました。
何故かそのまま自然に、インドからバリ島へと導かれるようにこの地を踏んでいました。

”ああ、ここは天国やわぁ!”

気が付いたら何かに背中を押されたように、バリの人達とツアー会社を始めて10数年。
いつの間にか、バリの奥へ奥へと入ったまま、もうここは紛れもない私の場所なのか・・・

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